日本酒「独鈷山」の筆文字ラベル
日本酒「独鈷山」の筆文字ラベルの依頼が来ました。
日本酒といっても今回は一般販売されるお酒ではなく、稲作をやっているグループがそのお米で日本酒を造るというお酒です。
せっかく造るなら筆文字のラベルにしたいということで、その稲作グループの人で以前も、よか風で書を依頼してくれている人から連絡がきました。
依頼内容:先日お話ししたお酒のラベルの件ですが「独鈷山」と縦書きでお願いいたします。「とっこさん」と読みます。由来は、米作りをやっている長野県上田市の塩田平という地域から見える山の名前です。独鈷は、仏敵を滅ぼす武器だそうで、「煩悩を破る悟りの智慧の象徴」でもあるそうです。
なるほど!と思いました。
書く前に内容を詳しく伝えてもらうと自然とこんな「書」にしようといのがイメージとして湧いてきます。
詳しく伝えていただきありがとうございます!
煩悩を破る悟りの智慧の象徴
この意味が奥深くていいですね。なんとか「書」に表現したいなと思いました。
そして「書」を書き納品しました。
わたしもラベルになるのを楽しみに待っていました。
そして仕上がったのがこの日本酒です。
いい日本酒のラベルに仕上がっています。
独鈷山はどこにあるのか?
独鈷山は長野県上田市にあります。
登山もできるようです。
登ってみたいですね。
日本酒「独鈷山」の一般販売は無い
依頼した人は会社員をやりながら稲作もやっている人です。いろんなライフスタイルがあるなと思いました。
この日本酒を見て飲みたくなった人もいるかもしれませんが、これは稲作グループ限定のお酒なので一般販売はしていません。
長野県のお米を使い愛知県の酒蔵でつくったお酒です。
自ら作ったお米の日本酒はまた格別なんだと思います。
わたしもいい出来事に「書」で関われてうれしく思います。