10年なんてあっという間なのかもしれません。
最近(2022年)こんなメールがきました。
>2010年に資格試験の合格祈願の書を注文し、無事合格出来た者です。今度は、子供の大学受験の合格祈願の書をお願いしたいと思います。
この10年間すごく大事に書のことを感じていたことが伝わってきました。正確にいえば12年です。干支ひと回りの年月です。
資格試験に合格は勉強した本人の力なんですが、そこに書の存在を感じてくれたのはすごくうれしく思いました。
書の存在感を感じたことを証明するかのように、今度は子供に大学合格祈願の書を依頼されました。
ふと思い、年齢を逆算すると、子供が8歳の頃に資格試験の勉強をしていたことになります。会計の資格合格の書を書いたのを思い出しました。難関試験です。小さい子供がいながら難関試験に合格したんだなと思いました。小学生の子供がいながら勉強するのは大変だったと思います。
今は3月です。大学の試験は来年の春です。その頃にまたいい結果が聞けるといいなと思いました。
書に付け加えて「今ある力をすべて出しきって書きました」と言いました。受験でもそのときの力をすべて出しきってもらえたらと思ったからです。
10年前の書と同じ部分もあり、違う部分もあるはず。違う部分は積み重ねてきた分の違いです。書を見て「勉強していたあの頃を思い出しました」とも言われました。これは10年前と同じ変わらない部分です。味わいの部分かもしれません。料理で言うと懐かしい味ということになるのかも。変わらない部分も伝わってよかったなと思います。
大学受験する子供には、書の力だけでなく、資格試験に合格した経験を持つお父さんの思いも伝わっていると思います。